読み聞かせ動画と絵本の紹介『しょうぼうじどうしゃじぶた』

こんにちは。tarumiです。

 

突然ですが・・・

 

息子が上京しました。

 

地元で就職をするものだとばかり思っていた家族はビックリ(汗)

男の子なので、

いずれは家を出るだろう

とは思っていたものの、

地元は東京から決して近くありません。

何かあってもすぐ駆けつける事もできない。

予想外のことに、かなり動揺しました。

 

 

寂しくなって思い出巡りをしている時、

よく読んだ絵本を思い出しました。

それが今回ご紹介する

『しょうぼうじどうしゃ じぷた』

です。

 

小さい「じぷた」が、

体の小さかった息子に重なって見えて、

よく読んでいた絵本でした。

小さくてもがんばりやの『じぷた』のように

なって欲しい希望もこめて。。。

 

「じぷたとおんなじだね」

と言うと、

「おんなじだねー」

とうれしそうに笑っていた事が

昨日のことのように・・・

 

おっと、長くなりそうなので、

本の紹介にいきますね(泣)

 

※さいごに読み聞かせ動画もありますので
ぜひご覧ください♪

 

 

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自己紹介 tarumi

 

作品情報(対象年齢・作者・イラスト・発行など)

 

『しょうぼうじどうしゃ じぷた』

作:渡辺 茂男

絵:山本 忠敬

 

1963年初版が発売されました。

 

読み聞かせ4才から

子どもが自分で読むなら小学校低学年から

オススメです。

 

 

あらすじ

 

ある町の消防署に

はしご車の のっぽくんと、

高圧車の ぱんぷくん、

救急車の いちもくさんがいました。

 

みんなそれぞれ得意なことを生かして大活躍。

 

こどもたちにも人気の3台です。

 

そして、その消防署の隅っこには、

古いジープを改良した

ちびっこ消防車の『じぷた』がいました。

 

じぷたは小さいけれど、とても働きもの。

 

でも町の子どもたちも、のっぽくんも、

ぱんぷくんも、いちもくさんも

じぷたの事をばかにします。

 

みんなと比べると、

なんだか自分がとても小さく、

みにくく思えて悲しくなってしまうじぷた。

 

それでもじぷたはあきらめることなく、

「いつか自分も・・・!」

という思いを胸に

任されたしごとに勇ましく向かいます。

 

そして、ついに、

じぷたが大活躍するときが巡ってきました!

 

みどころと魅力

世界中で愛される
レトロでおしゃれな働く車たち

 

「はたらく車」をテーマに描かれた、

50年以上のロングセラーを誇る

『しょうぼうじどうしゃ じぷた』

 

登場する車の絵は

とても細かく丁寧に描かれていて、

カッコイイです。

レトロな画風はオシャレで、

それでいて少し懐かしさを感じます。

 

2004年には

『Jeeper the Fire Engine』

というタイトルで

英語に翻訳されています。

 

車自体に表情があるわけではないのに

文章に表されている心情を読んでいると、

自分に自信のある子は胸を張っているような

自信のない子は少し悲しそうな表情に

見えてくるから不思議です。

 

そういうところが

世界中で愛されている所以なんでしょうか^^

 

あるがままの自分を受け入れ、
個性を輝かせることの大切さ

華やかに活躍するほかのくるまたちを見て

じぶんも○○のように●●だったらな~

と、うらやましいきもちもある『じぷた』。

 

でも『じぷた』の素敵なところは

そこであきらめたり腐ったりすることなく、

「ボクだって!」

と、熱いものを胸に秘めていたところです。

 

自分を信じるきもち。

 

そして

 

自分が任された、一見「ちいさな」しごとを

ひとつひとつ勇ましいきもちでやりとげる実直さ。

 

誰に褒められなくても・・・

 

それでもやっぱり、、、

じぶんも「おおきな」しごとをして

みんなに評価されたい!

そんな正直な思いが『じぷた』の胸にはありました。

 

そんなある日、ついに、

『じぷた』だからこそ成し遂げられるしごとに

大抜擢されて。

 

これまでコンプレックスだった「小さいこと」が

『じぷた』の輝く個性へと昇華して

大活躍することとなるのです。

 

自分自身を受け入れることへの葛藤や自己信頼感。

 

そして、

 

信頼するに足る自分であるための日々のとりくみ。

 

いざチャンスが巡ってきたときに

自分を生かしきることのできる

熱い思いと底力。

 

じぷたにはちゃんとそれが備わっていました。

 

そんな大切なメッセージが

ぎゅっと詰まったこの絵本。

 

幼い息子の心にも届くといいな

と思っていたものです。

 

※余談ですが、息子は

「のっぽ」くん「ぱんぷ」くんは男の子で

「いちもくさん」は

「いちもく」さんという女の子だと思っていたようです(笑)

子どもの発想はおもしろいですね。

 

 

 

こどもの成長とともに思うこと

「じぷた」と「ちび太」

体も小さく、他のくるまのような

派手で目立つところもない『じぷた』。

 

そんな自分に自信をなくして悲しくなったり。

 

この絵本の主人公『じぷた』は

息子と重なる所がほんと多くて。

 

 

この本を読み聞かせしていた頃は

小さい息子とダブり、

息子にも何かキラッと光るものが

みつかるといいなと思ったものでした。

 

息子は小さい頃泣き虫で、

意思表示のはっきりした姉とは

対照的な子でした。

 

基本ポヤ~っとしていて、

すぐコケたりするちょっと鈍くさい子で(笑)

 

体も小さかったのでみんなに

「ちび太」とよばれていました。

 

大きくなってからは

学校の成績はいつもクラスのど真ん中。

特にキャラ立ちもせず普通の子。

 

姉のように英語を喋れる訳でもなく

いとこのように

歌が上手なわけでもなく、

運動も勉強も平均をキープすること

この上なし。

 

でも誰もが口を揃えて褒めてくれるところが

ひとつありました。

 

それは「優しい」ということ。

 

息子の友人には保育園時代からの付き合いの子が多く

その子たちは、

「アイツがいると周りの空気が自然と和んで

一緒にいてラクなんだ」

と言ってくれています。

 

たしかに、自己主張の激しい家族が集っても、

息子の突飛な発言(俗にいう天然)に

笑いが起こり、

不思議と穏やかな空気になります。

 

彼の仲のいい友人が同じように

感じていてくれた事は

母としては嬉しい限りです。

 

最近知った「ちび太」の気づきと成長

最近話をしてわかったことですが、

息子はなぜ姉のように成績が良くないのか、

友達のようにスポーツ万能でもないのか

口には出しませんでしたが悩んでいたそうです。

なぜ頑張っても頑張っても

うまく回らないんだろう・・・と。

 

でも高校の半ばくらいに

人と自分を比較するのをやめたそうです。

 

自分は自分。

他の人と同じようにはできないし。

なら、しなくてもいっか!って。

変な競争心がなくなったら、楽になったよ、

と笑ってました。

 

すごいなと思いました。

 

私たち大人は、

とかく自分と他人を比べがちです。

そんな必要はないのに

優劣をつけて

人を見下してみたり、逆に落ち込んでみたり。

 

みんなそれぞれできる事と

できない事があって、

それぞれ力が発揮できる場所が

違うだけなんですよね。

 

人の価値は持っている物の多さとか、

できることの数では決まらない。

 

できることが少なくても、それは

人には容易くできない事かもしれない。

 

自分が輝ける場所は、きっとあります。

 

 

何もかも平均的な息子は、

周りの人たちの中で

みんなのバランスを取れる存在に

なっていました。

それは立派な「個性」だと思います。

 

私や姉の後ろをポテポテついてきてた息子は

いつの間にか自分の居場所を見つけ、

自分の道を

自分の意志で歩いて行けるように

なっていました。

 

 

新しい世界に飛び込んでいく我が子の背中が

少し頼もしく見えました。

 

おわりに:みんなちがって大丈夫!

 

 

いかがでしたでしょうか?

どんな子どもにも、ひいては大人にも

個性があります。

短所だと言われてた部分が

長所になったり。

みんな違ってて全然いいんです。

 

自分の個性って何だろう?

この子の個性って何だろう?

って、

人と比べて悩んだり

落ち込んだりしている方に

少しでもお役に立てたなら嬉しいです。

 

読み聞かせ動画

 

大草原の小さなアトリエ 優(ゆう)さん

自己紹介 大草原の小さなアトリエ 優(ゆう)~読み聞かせ動画制作~ 

による 読み聞かせ動画 もオススメです。

まるで紙芝居を見ているかのような

どこか懐かしくあたたかみのある雰囲気に

こどもだけでなく大人も思わず引き込まれてしまいます*^^*