『おさるのこうすけ』~思わず共感してしまう可愛い姉弟のものがたり~

 

こんにちは。tarumiです。

 

 

学校が長期の休みの季節は、

昼間から外で遊ぶ近所の子どもたちの

元気な声が聞こえています。

 

その中には、

小さい弟や妹の面倒をみているらしき、

お姉ちゃんの姿も。

小さい弟たちがちょろちょろするのを

追いかけまわして

必死でお世話をしている姿が

なんとも微笑ましいです。

ウチの子達の小さい頃を重ね合わせて

ほっこりした昼下がりでした。

 

 

今回は、

姉弟っていいなって思わせてくれる絵本

 

『おさるのこうすけ』

 

をご紹介します。

 

 

*ブログを始めるきっかけは
コチラ↓『自己紹介』にて書いています^^

自己紹介 tarumi

 

 

『おさるのこうすけ』

 

作品情報(対象年齢、作者、イラスト、発行など)

 

 

作・絵:武田 美穂

発 行:株式会社童心社

初 版:2017年4月7日

対象年齢:4歳から

 

 

あらすじ

 

どこに行くにも

わたしの後をついてくる、

おさるみたいな弟。

 

 

今日はお祭りだけど、

おさるが一緒で 楽しくない。

 

 

お祭りの人ごみの中、

つないでいたおさるの手をはなしたら・・・

 

 

 

 

みどころと魅力

 

共感を呼ぶ!?お姉ちゃんの心情とわんぱくな弟

 

太い描線で描かれる愛らしいキャラクターと、

漫画チックな作風が特徴の作家さん。

 

 

物語の進行文とは別に、

登場人物が喋っているセリフが

絵とキャラクターをさらに引き立て、

身近に感じさせてくれます。

 

 

圧巻のお祭りのシーン。

人で賑わう神社の境内を俯瞰で見る場面が

とても印象的。

思わずおねえちゃんとこうすけの姿を

じっくり探してしまいます。

 

 

特に、下に弟や妹がいると、

誰しも感じるであろう、

上の子の心情がよく表されていて、

「わかるわかる~!」と共感を呼ぶこと

間違いなしの、かわいらしい作品です。

 

 

 

感想:子育てを振り返って思うこと

私の子どもは、

上が女の子、下が男の子の姉弟で、

この絵本の姉弟と同じです。

 

 

どちらかというと、小さい頃は

活発なおさるは姉の方で、

下はポーっとしている子でした。

 

近所の子は姉と同い年の子が多く、

気が付けば弟はいつも、

置いて行かれそうになっている始末。

 

 

「お姉ちゃん、一緒に連れてってあげて」

「面倒見てあげてね」

 

いつの間にかそれが

私の口癖になっていました。

 

 

 

この物語のお姉ちゃんは、

友達と行く予定だったお祭りにまで

ついて来た弟の手を

わざと離してしまいます。

 

人混みに消えて見えなくなった小さな弟。

 

途端に怖くなり、

このままいなくなったらどうしようという

不安と後悔が押し寄せます。

 

急に弟のいい所やかわいい所を

次々と思い出すお姉ちゃん。

必死で名前を呼んで探します。

 

世話の焼ける弟だけど、

大事な大事な弟なんですね。

 

 

 

大人になった娘は、この絵本を読んだ時に、

「すっごいわかる!」と

物語のお姉ちゃんに共感していました。

 

 

娘はなんだかんだで

弟の面倒を見ていてくれましたが、

当時のことを聞くと、

「なんであたしばっかり」

と、不満に思っていたこともあったようで。

 

 

「正直邪魔だし、うっとうしいし、

あちこち行っちゃうし、

言うこと聞かないし。

でも何かあったら怒られるのはあたし。

納得いかない!!って思っていた。」

のだそうで・・・

 

 

おまけに

「弟の世話を任されて、自分はいろいろ

我慢しているのに、弟は自由奔放で

イラっとした」

と文句は止まる気配がありません(笑)

 

 

ウチの子は2つしか離れていませんが、

小さい時の2歳差って、

結構できることも違っているもの。

 

 

姉に弟の面倒を頼んでいた身としては

大変申し訳なく、耳の痛い話です(汗)

 

 

でも、大人がみんな

「お姉ちゃんは優しくていい子だね」

と褒めてくれるのは

まんざらでもなかったようですが(笑)

 

 

 

そんな姉弟ですが、

姉は海外へ、

弟は上京することが決まってからは、

よく二人で楽しそうに話している姿を

目にするようになりました。

 

 

ちび太と言われていた弟は、

もうすっかり姉の身長を追い抜きました。

姉と対等に話す姿を見るにつけ、

時の流れを感じ、目を細めてしまいます。

 

 

小さい時、大きく感じた二歳の差は、

もうすっかり埋まっていました。

 

子どもたちの成長を感じ、

わたしの目尻は下がりっぱなしでした。

 

 

おわりに

 

いかがでしたでしょうか?

 

今まさに、小さい兄弟姉妹を

育てているというお母さんの中には、

毎日喧嘩ばっかりしているけれど、

いつか仲良くしてくれるのか・・・と

ため息をついている方も

いるかもしれません。

 

 

でも大丈夫ですよ^^

 

 

いろんな経験を重ねる中で、

「自分にはできない事を

姉は、弟はできるんだな」という、

身近にいるからこそ見える変化が、

『人』としての尊敬に繋がり、

お互いのいい所を尊重しあえるように

なるのだと思います。

 

 

その成長過程を、お母さんも一緒に

楽しんでいただけたらなと思います。