『魔法の絵の具』こどもの目に映っている 優しく美しい世界が垣間見える絵本

こんにちは。tarumiです。

 

 

《魔法》って何だか素敵な響きですよね。

 

見たことのない世界へ誘ってくれそうな

魅惑の言葉です。

 

今回ご紹介する絵本は

 

『まほうのえのぐ』

 

お兄ちゃんの大切にしている絵の具。

やっと貸してもらった妹のよしみが

絵を描く事で体験する不思議な世界。

 

隅から隅まで楽しめる仕掛けがいっぱいです。

※さいごに読み聞かせ動画もありますので
ぜひご覧ください♪

 

*ブログを始めるきっかけ等プロフィールは
↓コチラにて♪

自己紹介 tarumi

 

 

『まほうのえのぐ』

 

 

 

作品情報(対象年齢、作者、イラスト、発行など)

 

作:林 明子

発行所:株式会社福音館書店

発行年月:1997年8月

対象年齢:(読み聞かせなら)」3歳から

(自分で読むなら)小学校低学年から

 

 

あらすじ

 

よしみのお兄ちゃんは、

絵の具箱とスケッチブックを持っています。

 

上手に絵を描くお兄ちゃんの絵の具は

きっと“まほうのえのぐ“。

 

よしみはいつも、お兄ちゃんのように

絵の具で絵を描きたいと思っていました。

 

ある日、とうとうお兄ちゃんに

絵の具を貸してもらい、楽しく描いていると、

ヘビが絵の具をくわえて

森の奥へ入ってしまったから大変!

 

慌てて追いかけたよしみが見たものは・・・

 

 

みどころと魅力

 

 

 

小さい子のかわいらしさを余す所なく

表現してくれる林明子さんの絵が絶品!

 

お兄ちゃんの得意気な顔や、

絵の具を貸してもらったよしみの嬉しそうな顔。

 

動物たちがこっそり森の奥に

絵の具を運んでいる事にも気付かないくらい

夢中でお絵かき中。

 

つむじが見えるほど俯いて

画用紙に向かい合う姿に

集中している様子と、真剣さが伝わります。

 

きれいな色を重ねたら茶色になってしまい、

お兄ちゃんに「どろんこの絵」と言われた時の落胆っぷりが、こんな顔するする!と

思わず笑ってしまいました。

 

動物たちとお絵かきしている時の

よしみの弾けるような笑顔は、

楽しそうな笑い声まで聞こえてきそうです。

 

文章の枠を彩るしゃくとり虫が

本をパラパラめくってみると

まるで本当に動いているようで、

子どもも自分でやって楽しめて大喜びですよ。

 

さらに絵の隅々をじっくり見ていくと、

たくさんの面白い発見が!

 

森の木々にも顔があって、優しくみんなを

見守るような眼差しが印象的。

 

動物たちの描いた絵もすごい!

 

クマはお友達?のクマさんを。

 

カラスは都会のビル群を。

 

スズメは優しそうな人間のおじいさんを。
(エサをくれるのかな?)

 

生活圏でいつも見ている風景が垣間見えます。

 

ヘビは体全体に絵の具をつけて

画用紙の上をくねくね。

 

キツネはしっぽを上手に使って抽象画を。

 

みんな個性が光ります。

 

 

探しに来たお兄ちゃんがひっくり返る程

上手に描けたよしみの絵。

 

みんなで過ごした楽しかった時間が

ギュッと凝縮された絵は、

裏表紙でじっくりご堪能あれ、な演出が

素晴らしいです。

 

5歳の少女と一緒に迷い込む

ファンタジーの世界。

 

 

温かみと愛の溢れたかわいい絵本です。

 

 

 

感想:子育てを振り返って

 

 

子どもは小さい頃からカラフルな物が大好き。

 

ウチの子もクレヨンで画用紙に殴り書きして

「これ、ママ!」と満面の笑み。

 

この子の目に私はこう映っているのか・・と

微妙な心境ながらも、

「うわ!上手だねー!」と褒めると

一層まぶしい笑顔を見せてくれたものでした。

 

この絵本も、しゃくとり虫が絵筆で葉っぱに絵を描いたり、

クマやネズミやヘビまで一緒に絵を描いたり。

 

いきなりファンタジーの世界に突入すると、

大人はビックリしてしまいがちですが、

子どもはその世界観に

すんなり入ってしまえる所が羨ましい。

 

よしみの目線で見て感じているのか、

同じ表情で聞いているのが面白いです。

 

この絵本には、小さい子の目に映っている

優しく美しい世界が描かれています。

 

人間も動物も虫も関係ない。

種を超えてみんなが幸せな魔法の世界。

 

子どもの想像力を刺激し、

描くことで表現する楽しさを教えてくれます。

 

実際、ウチの子たちも夢中で画用紙に向かい、

集中することの楽しさや、

描き上げる達成感も学べたように思います。

 

子どもの感性を伸ばしてくれる

温かみと愛に溢れた、優しい絵本だと思います。

 

 

 

 

 

おわりに

 

 

 

 

いかがでしたでしょうか?

 

子どもにとって、

怪獣も魔法も存在する世界は

ちっとも不思議なことではありません。

 

固定観念もなく、感情も豊か。

見たもの、感じたものを

スポンジのように吸収して、

何でも自分の一部にしてしまいます。

 

だからこそ、いろんな本を通じて

“想像する力”を養って

成長して欲しいなと思います。

 

それはきっと大人になって困難に直面しても、

頭と心を柔らかくして乗り越える強さと、

人を思いやる優しさを培ってくれます。

 

大人の皆さんにも、子どもさんと一緒に

想像する楽しさを味わっていただけていたら

うれしく思います。

読み聞かせ動画

 

大草原の小さなアトリエ 優(ゆう)さん

自己紹介 大草原の小さなアトリエ 優(ゆう)~読み聞かせ動画制作~ 

による 読み聞かせ動画 もオススメです。

まるで紙芝居のような

どこか懐かしくあたたかみのある雰囲気に

こどもだけでなく大人も思わず引き込まれてしまいます*^^*