読み聞かせ動画と絵本の紹介『つばめのおんがえし』~奇想天外なオチと幸せな読後感と~

こんにちは。tarumiです。

 

最近笑ってますか?

 

 

息子が上京して

どうやら笑顔が減っていたわたしの前に

娘がありえないくらいの

バッサバサのつけまつげをつけて

コントのような厚化粧で登場したときは

久々にお腹を抱えて爆笑しました。

 

本人はいたってまじめに

化粧していたようですが(笑)

 

不思議なもので、笑うとそれだけで

気持ちが明るくなります。

 

笑うって、大事なことなんですね。

 

今回は、物語の最後で

思わず声を出して笑ってしまった

絵本のご紹介です。

 

※さいごに読み聞かせ動画もありますので
ぜひご覧ください♪

 

 

*絵本の紹介を始めるきっかけなど自己紹介は
↓コチラです。

自己紹介 tarumi

 

 

『つばめのおんがえし』

 

 

作品情報(対象年齢、作者、イラスト、発行など)

 

再話 :かわだ あゆこ

絵  :きづき すみよし

出版社:アスラン書房

発行日:2002年11月

読み聞かせなら、4~5歳から
自分で読むなら小学生からがオススメです。

 

 

あらすじ

 

 

むかし あるところに

おじいさんがひとりで住んでいました。

 

ひるごはんのあと いっぷくしていると

つばめが 土間におちていました。

 

つばめは足が折れていました。

「おう かわいそうに。

わしがなおしてやろうなあ」

 

おじいさんはつばめの足に

包帯を巻いてやり、

毎日介抱してやりました。

 

しばらくして、ケガの治ったつばめを

空へはなしてやりました。

 

それから一年。

おじいさんの元へつばめがやってきて

おじいさんの頭の上に

まっくろな おおきなつぶを

ひとつぶ 落としていきました。

よく見ると、おおきなすいかのたねでした。

 

さて、この種はどうなるのでしょうか?

 

 

 

みどころと魅力

 

ほのぼのした絵に心なごむ一方で

ものがたりの導入や余韻の演出も楽しい一冊です。

 

このお話の主人公のおじいさんは、

目が糸のように細くタレ目で常にニコニコ顔。

 

表情に優しさがあふれ出ていて

子どもも無意識に安心してしまう

“ザ・理想の昔話のおじいちゃん”

で、親しみやすいです。

 

物語は、おじいさんが

“お昼ごはんの後、いっぷくしていると”

からはじまりますが、

表紙をめくったタイトルの書かれたページに

おじいさんがお昼ごはんを食べている絵が・・・

 

さりげなく物語へと誘う粋な(笑)演出!

 

そして、おじいさんが

何不自由なく暮らしました

の次の最後のページにも

物語のその後が描かれています。

 

たくさんの人や赤ちゃんに囲まれて

幸せそうなおじいさんの笑顔。

 

あたたかく幸せな余韻に包まれて

ほっこりとした読後感に浸れます^^

 

 

感想:奇想天外な展開に思わず・・・

『つるのおんがえし』は知っていましたが

『つばめのおんがえし』は初耳。

 

ということで、気になって

手に取りました。

 

ちなみに、『つるのおんがえし』は

助けてくれたお礼に

つるが自分の羽根をむしり取っては

その羽根できれいな着物を織るという

自分の身を削っての奉仕でした。

 

はた織りしている姿を覗いてはいけないと

言われていた男が

好奇心からのぞいてしまい、

つるは飛び立っていってしまうという

切ないお話。。。

 

それをふまえて、

『つばめのおんがえし』もきっと・・・

王道の昔話かなあ、くらいに思っていたので。

 

正直 大笑いしました!!

 

展開があまりに予想外すぎて

ド肝を抜かれました(笑)

 

この発想はなかった!

 

ページをめくったら

すいかの上いっぱいに

お祭り騒ぎの大工さんとこびきさんが!

 

「ええーっ!そんなことある~!?」

って思わず声をだして笑ってました。

 

ちなみに、子どもに

「こびきさんて、なにする人?」

と聞かれ、知らなかったわたしは

辞書を引いてみると・・・

 

「こびき」とは「木挽き」と書き、

伐採された木を挽いて板にする人、

つまり大工さんが使う木材を

作る人ってことだそうです。

 

またひとつ、勉強になりました。。。

 

 

 

物語は奇想天外なオチでしたが、

大笑いしたお話の奥にはちゃんと

 

“良い行いをすると、

形を変えて幸せがかえってくるよ“

 

というメッセージが、

子どもにもわかりやすく描かれています。

 

おじいさんは

ケガをしたつばめを介抱してあげたり。

毎日畑に行っては、

すいかの実をなでてやったり。

 

家を建ててくれる小さい大工さんたちに

お茶や漬物を出したり。

 

人がしてくれることを “当たり前” ではなく、

“ありがたいこと” と感謝のきもちをもって受け取り、

礼を尽くすおじいさん。

 

そのすがたに心があたたまると同時に

背筋が伸びる思いがします。

 

わたしも

いつも感謝の気持ちを忘れないように!

と、自分のあるべき姿を

振り返るきっかけにもなりました。

 

きっと何不自由なく暮らせるようになった

おじいさんは、

自分だけで独り占めすることなく

周りの人たちにも

いろいろ分けてあげたりしたんでしょうね。

 

そんな優しいおじいさんだから、

たくさんの人に囲まれて

幸せになれたんだろうなあと

想像がふくらむラストでした。

 

 

おわりに

 

 

いかがでしたでしょうか?

 

笑いは心を軽くしてくれます。

 

いっぱい笑ってゆっくり休んで

また明日もがんばろうと思う

きっかけになってくれればうれしいです。

 

読み聞かせ動画

 

大草原の小さなアトリエ 優(ゆう)さん

自己紹介 大草原の小さなアトリエ 優(ゆう)~読み聞かせ動画制作~ 

による 読み聞かせ動画 もオススメです。

まるで紙芝居のような

どこか懐かしくあたたかみのある雰囲気に

こどもだけでなく大人も思わず引き込まれてしまいます*^^*