『はじめてのおるすばん』不安を乗り越えて自信の芽生えを感じる絵本

こんにちは。Tarumiです。

 

 

家にひとりでいると、何だか静かで

時計の針の音が

妙に大きく聞こえたりします。

 

今までは子どもたちがいて、

何かしら話し声や

物音がしていたからか、と

改めてふと寂しくなったりします。

 

 

そんな時思い出したのが、

今回ご紹介する絵本

『はじめてのおるすばん』です。

 

3歳の女の子のお留守番デビューの物語。

不安と心細さの表現に

思わず共感してしまいます。

ひとりぼっちで奮闘するみほちゃんに

こちらも一緒にハラハラドキドキ!です。

 

 

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自己紹介 tarumi

 

 

 

『はじめてのおるすばん』

 

 

作品情報(対象年齢、作者、イラスト、発行など)

 

作   者:しみず みちを

絵    :山本 まつ子

出 版 社:岩崎書店

出版年月日:1972年4月

対象年齢 :読み聞かせなら3歳から

自分で読むなら小学校低学年

 

 

あらすじ

 

3歳のみほちゃんは、

はじめておるすばんをすることになりました。

ママが出て行ってしまったお家は、

いつもと違う風景。

そこに突然玄関のチャイムが鳴って・・・

 

 

みどころと魅力

 

絵本の表紙からは、

3歳の女の子が初めて経験する、

ひとりっきりのおるすばんの

不安や緊張感がすごく伝わってきます。

レトロ感漂う優しいタッチの絵からは

ふんわりと温かみを感じます。

 

丁寧な言い回しで耳ざわりの良い文章も

女の子に寄り添う言葉で綴られていて

読み手や聞き手を物語の世界へ

グングン引き込んでくれます。

 

この物語の主人公は3歳のみほちゃん。

お留守番を頼まれて、

引き受けた時は自信満々なのに、

お母さんが行ってしまったら

急に不安になってしまう所とか、

小さいお子さんにも共感できる部分が

あるのではないでしょうか。

 

ひとりぼっちの部屋は妙に広くて静か。

時計の音も、普段より大きく聞こえて

まるで知らない空間に迷い込んだような

女の子の心細さがひしひしと伝わります。

 

 

郵便屋さんや新聞屋さん。

次から次へとやってくる来客に、

任務を全うすべく、必死に立ち向かう(?)

みほちゃんの仕草や表情が本当にかわいい。

 

ドアのチャイムが鳴るのが怖くて、

お友達のくまさんを抱く手に力が入ったり、

 

不安からお母さんのエプロンをかぶったり。

 

ドアポケットから部屋の中を覗き込む目を

〈めだまのおばけ〉と言ってみたり。

 

お母さんが帰ってくると、

矢継ぎ早に武勇伝を語ったり。

 

どれも3歳の等身大の姿で、

つい顔がほころんでしまいます。

 

不安から恐怖、安堵、歓喜と

みほちゃんの心境の変化がわかりやすく、

感情移入しやすいのも魅力です。

 

 

感想:子育て当時を振り返って

 

 

3歳でお留守番って、早すぎない!?

が、親になった私の最初の感想でした。

 

とか言いながら、

私が子どもに初めてお留守番を頼んだのは、

娘が4歳の時でしたが・・・

 

下の子が熱を出したので、

近所のドラッグストアに

冷えピタシートを買いに行く間、

4歳の娘に、弟と家を守る任務を

お願いしました。

 

娘は大ハリキリ!

しばらく帰って来なくていいよ~的な

見送りをされ、一抹の不安を覚えつつ

ダッシュで買い物をして帰ると、

ドアの内側で娘が一言、

 

「合言葉は?」

 

・・・いや、そんなものは決めてなかったと思うんですけど(汗)

一体どこで覚えたんだか・・・

 

やっとのことで家に入れてもらうと、

自宅警備をやりきった感満載で

興奮気味に私がいなかった間の

武勇伝を語ってくれました。

 

 

私の目には楽天的に映っていましたが、

あの時の娘は、それなりに不安だったのかも。

 

 

でも、留守と弟を任され、

小さいながらに使命感に燃えて

頑張っていたのでしょうか。

 

 

もっといっぱい褒めてあげればよかったと

今更ながらに思ったりします。

 

 

おわりに

 

いかがでしたでしょうか。

 

今大人になった私たちにも、

覚えのあるエピソードが盛りだくさんで、

子どもさんへの読み聞かせにもオススメです。

 

初めて経験することには

不安や恐怖はつきものです。

 

でもそれを乗り越えた先に

【成し遂げた自信】が芽生え、

大きく成長させてくれます。

 

 

 

これからお子さんにお留守番デビューをと

考えられているお母さん。

 

お留守番が終わった後は、

子どもさんをいっぱい褒めてあげてくださいね。

 

きっとそれが子どもたちの心に、

たくさんの【成し遂げた自信】を

芽生えさせてくれることと思います。