読み聞かせ動画と絵本の紹介『あくたれラルフのたんじょうび』~愛すべきいたずらっこと母性と受容性と~

こんにちは。tarumiです。

 

清々しいほどのいたずらっ子

周りにいますか?

 

 

最近絵本を読んでいることを話したら、

友人が面白いよとオススメしてくれたのが、

今回ご紹介する

『あくたれラルフのたんじょうび』

です。

 

読んでビックリ!

 

娘の幼なじみがそこにいました(笑)

 

 

やりすぎ感がハンパない、いたずらっ子の猫のラルフ。

いつも一緒にいるラルフの飼い主で友達の女の子、セイラ。

 

ふたりの強い絆の向こうに、

娘と幼なじみの幼少期がかぶり、懐かしく思い出しました。

 

ではでは、愛すべきいたずらっ子、ラルフの物語のご紹介です。

 

※さいごに読み聞かせ動画もありますので
ぜひご覧ください♪

 

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自己紹介 tarumi

 

 

 

『あくたれラルフのたんじょうび』

 

 

作品情報(対象年齢、作者、イラスト、発行など)

作:ジャック・ガントス

絵:ニコール・ルーベル

訳:こみや ゆう

発行社:株式会社PHP研究所

発行年:(アメリカ版)1990年
(日本版)2010年

*関連書籍には

『あくたれラルフ』

『あくたれラルフとクリスマス』

『あくたれラルフとハロウィン』

があります。

 

 

あらすじ

 

セイラのともだち、あくたれ猫のラルフ。

 

ある朝、セイラが起きると、

ラルフが戸棚をあさっています。

 

「僕の誕生日プレゼントはどこかな?」

と探していたのです。

 

誕生日パーティーの準備や買い物でも

大暴れのラルフ。

 

とうとうセイラは怒って、

「パーティーはしない!」

と言い放ちます。

 

さあ、ラルフの誕生日パーティーは

どうなるのでしょう?

 

 

みどころと魅力

 

ザ・アメリカ!!なテイストたっぷりの

おしゃれなおうちに、誕生日パーティ。

 

そんな魅力が際立つカラフルでポップなタッチに

憧れとワクワク感を抱きながら

表紙から最後のページまで楽しめます。

 

お菓子やマグカップに細かく書かれている文字や、

どのページにもこっそり登場しているねずみさんを探したりと、

隅々までじっくり見ているだけでも楽しい絵本です。

 

ヒゲがよれよれで大きい猫ラルフは、

正直あまりかわいいとは言えません。

 

さらにニタっと笑ってはいたずらばかりするのですから、

小憎たらしいことこの上なしです。

 

でも悲しそうな顔をされると、ほっとけない。

何だか憎めないんですよね。

 

 

作者のジャック・ガントスは子どもたちに、

 

“いたずらっこで感性豊かで、

いつも活き活きとしていて欲しい“

 

との願いを込めて、このお話を作ったそうです。

 

たしかにラルフは、自由奔放な子どもそのもの。

 

悪びれるなんて論外!

清々しいまでのあくたれっぷりです。笑

 

そんな屈託のない真っ直ぐさに、

「しょうがないなあ」

と、ほんのすこしのあきらめと

深い深い愛で許して受け入れるセイラ。

 

私だったら、スリッパに歯磨き粉という

かなり早い段階で堪忍袋の緒が

ぶっちり切れちゃってます・・・(-_-)

 

どんな時も深い愛情でラルフを見守り、

受け止めるセイラの懐の深さには脱帽!

 

まるでいたずら盛りの子どもを持つ

母の風格漂うセイラに

尊敬や憧れすら抱いてしまいました。

 

ふたりの絆の強さがうかがえる

お話の最後の幸せそうな笑顔がとても印象的です。

 

 

 

 

感想:娘の小さい頃を振り返って

 

 

 

友人に借りたこの絵本を読んだ

私と娘の感想は、なんと一緒!

 

「ゴン(仮称)にそっくり!!」

 

ゴンとは、娘が赤ちゃんの頃からずっと一緒に大きくなった、幼馴染の男の子。

 

 

自由奔放でいたずら好き、

ガキ大将を絵に描いたような子で

正直周りの大人も手に負えないほどの

(ポジティブな表現に変換すると⇒)元気ハツラツぶり。

 

秩序を重んじる(笑)娘とは全くキャラが違いましたが、

何だかウマが合うようで

小さい頃からとっても仲良し。

 

ゴンは保育園時代も数々の伝説を残し(笑)、

今でも長く勤められている先生方には伝説の有名人。

 

その伝説の人を懐柔する娘も

猛獣使いの称号をいただいていました。

↑ 大人の娘に対するイメージ

 

 

保育園の先生も、ゴンが言うことを聞いてくれない時は、

ウチの娘に泣きついてくることもしばしば。

 

不思議と娘の言うことは良く聞くようで、

ゴンのお母さんにも頼りにされる始末。

 

大人に頼りにされる事が大好物の娘は、

使命感に燃えて任務を全うしていましたが、

私は正直大変だなぁと思っていました。

(それ程ゴンはやんちゃだったんです。)

 

あの頃のことを娘は、

「全然ゴンのこと嫌いとか思ったことないよ。

腹立つこともいっぱいあったけど、

憎めないヤツなんだよねえ。

意外とかわいいとこあるし」

と思い出しては笑っています。

 

その表情は、やんちゃな子どものことを語る母親のようで、

感心させられると共に、

2人の無条件の信頼関係が微笑ましく、羨ましくも思えました。

 

そんなゴンも、中学に上がる頃

ひと回り歳の離れた妹ができました。

 

これがゴンを上回るあくたれっぷり(驚)

 

つい最近ゴンに会った娘は、

何をされても怒らず気長につきあう

優しいお兄ちゃんに成長したゴンの姿に、

愛しい者を守ろうとする母性を見た、と

感動しきりでした。

 

知らない間に大人になっちゃったなあ、と

娘やゴンの成長を感じるエピソードでした。

 

 

 

 

おわりに

 

 

いかがでしたでしょうか。

 

良い子でなくても、

いたずらばっかりしていても、

そのままのあなたが大好き!という

思いがたくさん詰まった素敵な絵本です。

 

いずれ、社会に出て行く、そのときのため

秩序を教えることももちろん大切です。

 

ただそのまえに、

どんな自分でも受け入れてくれる誰かがいる

その安心感と、愛情を実感するあたたかな拠り所が、

安心していきいきと自分らしく生きる礎となる。

そして、自分が受容されたように

他者も受け入れることのできる豊かな土壌となってゆく。

そのこともまた忘れないように・・・

と思い至った一冊でした。

 

 

ぜひ子どもさんと一緒に、

ちょっとやりすぎじゃない?くらいの

ラルフのいたずらや、あくたれぶりを、

笑い飛ばしてみて欲しいなと思います。

 

読み聞かせ動画

 

大草原の小さなアトリエ 優(ゆう)さん

自己紹介 大草原の小さなアトリエ 優(ゆう)~読み聞かせ動画制作~ 

による 読み聞かせ動画 もオススメです。

まるで紙芝居のような

どこか懐かしくあたたかみのある雰囲気に

こどもだけでなく大人も思わず引き込まれてしまいます*^^*